最終更新日:2018/10/16
こんにちは、StuTです。
今回はオンライン英会話「DMM英会話」の実際をご紹介します。
私は3年前にも同サービスを利用していましたが、この度、仕事での海外出張が決まったので、英語の再学習のためにDMM英会話を再開しました。
3年前も海外出張を機にサービスを始めましたが、その時に一度サービスをやめている理由は、特にサービスに不満があったわけではなく、海外出張後に英語を話す(勉強する)必要がなくなったからです。
英会話に限らず、有料サービスを利用する前にはできる限り情報を集めておきたいものだと思います。
あくまでも私一個人の意見になりますが、私が感じたサービスのレベルや、私がサービスをどう使っているかなどご紹介できればと考えています。
本記事が、現在オンライン英会話を検討されている方の一助となれば幸いです。
Contents
サービスの概要(コースと金額)
自明なところもあるとは思いますが、まずは、サービスの概要を説明します。
DMM英会話は、端的に言って、Skypeを利用して外国人講師と会話を行う英会話サービスです(一般的なオンライン英会話サービスは基本的にこの形態だと思います。)。
契約期間は30日です。
30日なので、月単位の契約ではないです。申し込んだ日から30日なので、例えば10月15日に申し込めば、30日後の11月14日までサービスを利用することができます。
コースとしては、1日のレッスン数が1レッスンか、2レッスンか、3レッスンとするかで3コースが用意されています。1レッスンあたりの料金は1日のレッスン量が増えるほど安くなります。
また各コースとも、講師の選択肢にネイティブスピーカーを含むかどうか(ネイティブプランかスタンダードプランか)で金額が大きく変わります。
一般的なオンライン英会話のサービスでの講師は、基本的にはネイティブスピーカーを含まないものが多いので、ネイティブプランがあることはDMM英会話の特徴と言えるかもしれません。
コースごとの料金は以下の通りです。
私の場合、30日料金が最安のスタンダードプランの1日1レッスンコースを利用しています。
ネイティブは。。。ちょっと手がだせませんね。
プラン | コース | 料金(円) (30日) |
料金(円) (1レッスンあたり) |
---|---|---|---|
スタンダードプラン | 1日1レッスン | 5,980 | 199 |
1日2レッスン | 9,980 | 166 | 1日3レッスン | 13,980 | 155 |
ネイティブプラン | 1日1レッスン | 15,800 | 527 |
1日2レッスン | 31,200 | 520 | 1日3レッスン | 45,100 | 501 |
入退会および契約更新の実際
サービス利用を始める際には最初に入退会についても知っておきたいところですよね。
まずは、入退会に関わる費用ですが、DMM英会話では入退会にかかる費用はありません(2018年10月時点。)。
なので、金額としては前述のサービス料金のみを念頭に置いておけば良いです。
方法にしても、入会も退会もWeb上ですぐに完了するため、郵送などの手続きは一切不要です。
退会(解約)に関しては、申し込み日からすぐにやめられるわけではなく、退会(解約)手続き後、30日のサービス期間終了後の退会(解約)となります。
※退会はDMM会員の退会を意味するので、解約が正しい表現かと思います。
なので、退会(解約)月は日割りで料金が返ってくるということはありません。
契約の更新は自動で行われます。
契約期間は30日なので、遅くとも最終契約日中には退会(解約)処理をしないと、翌30日分のサービス利用料金が発生してしまいます。
前述の通り、退会(解約)手続きは事前にやっておくことも可能なので、退会(解約)を希望する場合は、退会(解約)月には事前に手続きしておくことをお勧めします。
受講に必要なもの
受講に必要なものは以下の3点です(これは大体のオンライン英会話で共通だと思います。)。
・DMMアカウント
・Skypeアカウント
・Skype(インストール)
・ヘッドセット
Skypeについては、導入方法など画像付きで細かくまとめられているので、公式ヘルプに沿って実施してもらえば問題なく設定できるかと思います。
ヘッドセットはサービス利用上必須ではありませんが、しっかり英語を聞き取りたい、または伝えたい人にはあったほうがよいと思っています。
私の場合は、平日家族が寝ている時間にサービスを利用するので、音ができるだけ漏れ無いようにヘッドセットを利用しています。
音楽を聴くなどの用途もなかったので、できるだけ安いもの(※)ということで以下のヘッドセットを使っていますが、特に問題は感じていません。
※高いものは本当に高いです。
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授業を受けるまでの流れ
必要なものを揃えたら、いよいよ講師との英会話を楽しみます。
基本的な流れは、講師検索、予約、授業、必要に応じて復習といった感じです。
検索には以下のような条件を指定できるので、自分にあった講師を探して、予約します。
・講師歴3年以上
・ビジネス英会話対応
・上級者/初心者向け
・TOEFL対応
・キッズ向け
・居住国
・年齢
・性別 など
正直私はハズレだと思った講師にこれまでいませんが、特にお勧めするならセルビア人講師です。
英語の発音が綺麗だし、何より顔の作りがアジア人とは違うので、米国人を想定したシチュエーションでの会話ができるからです。
また、時間についてもDMM英会話は24時間いつでも利用可能なので、時間も自分の都合に合わせて予約します。
30分前でも講師の予約ができるので、会社から帰宅後にDMM英会話を利用する私は、帰りの電車の中で予約を済ませています。
授業を受ける際は、5分前くらいまでにSkypeに講師からの承認依頼がくるので、それを承認しておきます。
時間になるとSkypeに通話がかかってくるので、それに応答すれば授業スタートです。
授業はフリートークを楽しむこともできますし、DMMが用意してくれている膨大な量の教材(追加費用はかかりません)から選択して、お願いすることもできます。
もちろん自分でやりた教材があれば、それを伝えれば対応してくれます。
あくまでもオンラインでのやり取りになるので、Web上の教材がいいかと思います。
私の友人は英語のプレゼン資料をレビューしてもらっていました。
Skypeでは、chat欄をつかって、テキストも貼り付けることができるので大体のことはできますね。
授業は25分間で、終了後にはDMMマイページに講師からのコメントや学んだ内容をまとめたレッスンノートというものが作成されていますので、必要に応じて参照、復習することができます。
会話中は話すのに必死で新しい単語をメモしている暇などないこともあるので、後から見返すことができるレッスンノートは非常に有用です。
DMM英会話に決めた理由
さて、これまではDMM英会話のサービス概要を中心に話してきましたが、ここからは少し、私が感じたこと、私が利用している時間帯や選ぶ講師などについて述べていきたいと思います。
まずは、DMM英会話に決めた理由です。
理由は3つあり、料金が安かったこと、講師の質が高かったこと、外国人講師にヨーロッパの講師が含まれていたことの3点です。
まず、ひとつ目の安さについては、理由を書くまでもないですが、安いに越したことはないですよね。
私が始めた3年前には、料金は今よりももっと安く、競合というとリアルの英会話学校が中心だったので、料金では当時のほぼ最安値でした。
オンライン英会話サービスが多数存在する現在でも、毎日25分コースでみるとほぼどこも横一線で、業界的に十分に安い料金といえると思います。
他社と比較した場合、他社は月8回プランなどがあり、月4,000円程度から始められるものもあるようですが、英語を学ぶのに月8回では足りないですし、月8回レッスンはレッスン1回あたりの料金で言えばとても割高なサービスです。
料金が安ければ、講師の品質面が気になるところですが、DMM英会話ではその点で決して心配することはありません。
今や日本有数のネット企業であるDMMが運営しているので、講師の質は高く、現地での採用や採用後のトレーニング(特に日本人の特性や文化)などが一定のレベルで実施されています。(二つ目の理由)
講師採用試験の合格率は5%とのことなので、DMM英会話講師は非常に優秀な英語講師ということができると思います。
また、どんなに優秀な英語講師でも外国人講師は時間にルーズだったりということは、考えられるケースの一つですが、DMM英会話ではそういうことを感じたことはなく、むしろ、そこまで気にしなくていいよというくらい数十秒授業の開始が遅れたことを詫びてくる講師もいるほどです。
英語能力での選抜然り、採用後の日本文化への適用も然り、DMM社の企業努力によりハイレベルな講師が集まっているという印象です。
そして三つ目の理由が、そのセルビア人を始めとするヨーロッパの講師が在籍していることです。
※私が予約する時間にもよるのかもしれませんが、講師の出身国でいうと、セルビアとフィリピンがもっとも多いという印象です。
私の場合、米国出張の為の勉強だったこともあり、ネイティブを想定したトレーニングを積みたいという思いがありました。
フィリピンを始めとするアジア人講師は、顔の作りも我々日本人に近いため、どこか気軽に話せてしまう感覚がありますが、セルビア人講師は私にとってのザ欧米人の顔立ちをしているので、「文化の違うこの人たちに正しく私の英語が伝わるのか」と緊張感を感じながら授業に取り組むことができます。
実際に米国のクライアントと話す際はとても緊張するので、そういうものを体験するためにも、ヨーロッパの講師がいるという点を重視しました。
サービスの使い方の実際
次は私のサービスの使い方についてご紹介します。
出張に向けた英語学習全般の取り組みについては、別記事にまとめていますのでそちらをご覧いただければと思います。
DMM英会話については、毎日会社から帰宅後の23:30からレッスンを受けています。
会社員の選択肢としては、早朝か深夜になると思いますが、早朝の場合、家族を起こしてしまう懸念や寝坊の可能性もあるため、私は遅い時間ですが23:30から実施しています。
予約するのは21時から22時の間で、主に帰宅の電車内でスマホから予約しています。
直前になればなるほど人気講師は取れなくなるので、できるだけ早めに予約するようにはしていますが、評価が高くない講師でも(それでも5段階中4以上の評価をもらっている講師ばかり)、基本的にはみなハイレベルの講師なので、特に問題を感じたことはありません。
教材に関しては、私の場合、特に、話された英語への反応時間を短くすること、また、流暢に返答することを重点課題と考えていたので、できるだけ事前準備なしで臨めるフリートークを選ぶことが多いです。
テーマだけ以下のようなサイトで決めておいて、あとはその場のリアクションで対応していくというトレーニングをしています。
▼話すテーマのサンプル一覧
https://esldiscussions.com/
特典iKonw無料利用の実際
DMM英会話に入会するとiKnowというサービスおよびスマートフォンアプリを無料で使うことができます。
iKnowは、単体で利用しようとすると、月780円以上は料金がかかる有料サービスです。
iKnowの出来は非常によく、DMM英会話での英語学習をより強化してくれるものだと思います。
iKnowは基本的にはクイズ形式で英語を学ぶことができるアプリで、ゲーム感覚でスイスイ学習を進めることができます。
iKnowには、様々なレベルでの教材が用意されており、また、単純な単語レベルでの択一式の回答方式や文章全てを書かせるようなテストがあったりします。
私の場合は、アウトプットすることを特に意識しているので、Sentence Trainerという文章単位での聞き取り、および書き取りテストを実施しています。
また脳科学に基づいて、一度学んだ単語の学習タイミングなども自動で通知してくれるので、学んだことを実際に身に付けることができると考えています。
DMM英会話にはこのアプリを無料利用できるというとても大きな特典が用意されています。
一度始めておくことの利点
今回私は、一度サービスを中断したあと、再開という形を取っていますが、一度はサービスを利用していた為、サービスの再開時に何の時間もかかりませんでした。
一度サービスを始めておくと、アカウントの作成や端末のセットアップおよびその他端末アクセサリの整備などが全て完了した状態である為、始めようと思った時にすぐに始めることができます。
私の場合は、海外出張の度にDMM英会話を利用してきましたが、いざという時に、そう思い立った気持ちが削がれてしまうことが無いように準備しておくと良いかと思います。
オンライン英会話各社とも無料体験チケットがあるので、そういうものを使って事前にサービスを利用できるように環境をつくっておくと、いざという時にスムーズにサービスを利用することができるようになります。
まとめ
今回は、海外出張への準備の為に再開したDMM英会話の実際について私の感じていることや使い方等を含め、紹介させていただきました。
オンライン英会話サービスが増える中で、実態を把握した上でサービスを検討していくことが、失敗のないサービス利用開始を進める上で重要な要素だと感じております。
本記事が、オンライン英会話を始めようと検討されている方の判断の一助となれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。