こんにちは、StuTです。
今回は、キッズ向けに地上波で無料で見られる英語のテレビアニメについて紹介します。
子供(現在5歳)の英語教育として、できるだけお金をかけずに生きた英語に触れさせる機会を作れないかと考えていたところ、こちらのサイトでテレビで見られる無料の英語アニメが紹介されていました。
今回はそこで紹介されていたもののうちNHKの番組をいくつか試してみたので、番組ごとの概要や実際に我が家で意識的に取り組んでいることなどを紹介させていただきます。
Contents
まずはじめに
そもそもの話になりますが、今回紹介するのはストーリーを楽しむためのテレビアニメなので、日本人の英語教育用に作られたものではないということを理解いただく必要があるかと思います。
単語や文法の解説をしてくれる番組ではないですし、基本的に英語は一般的な会話スピードで話されます(番組ごとの英語のスピードはナレーションかキャラクターの会話かで少し変わりますが、番組間でのスピード差はあまり無い様に感じます。下記では一応番組ごとの英語のスピード感について言及していますが、ナレーションが多いか少ないかということが大きく関係しています。)。
お子さんの現在の英語力にもよりますが、私の子供の場合のようにまだ十分な英語聞き取りができないお子さんの場合には、必ず親が一緒に見て、話や話されている英語についてサポートしてあげる必要があるかと思います。
英語わからない中で一人で見させても決して英語力は身につきませんし、理解できずにつまらなくなってそのうちテレビアニメを見なくなってしまい、最悪の場合、英語自体に苦手意識をもってしまうこともあるかと思います。
サポートの方法については、私が実践していることを後半で触れていますのでそちらも参考にしていただければと思います。
また、親のサポートや繰り返し見ることも考えると、基本的には番組を録画して時間があるときに一緒に見るというのが良いのではと思います。
以下で紹介している放送日時は2018年12月時点のものです。
今回試したものは全てNHKで放送されているものになるので、最新の放送日時はNHKホームページからご確認ください。
基本的には日本語の吹き替えで放送されているものなので、録画を再生する際に、音声切り替えで英語を選択してご覧ください(録画時に設定する必要はありません)。
前置きが長くなりましたが、以下で番組を一つずつ紹介していきたいと思います。
リトルチャロ
■ストーリーの概要
・ニューヨークの空港で日本の飼い主と離れ離れになりアメリカに取り残された子犬のチャロの物語。
→知らない土地で飼い主の元に帰ろうと奮闘するチャロの姿に思わず感情移入してしまいます。
・ニューヨーク編以外に東北編もあり、長期に楽しむ事ができます。
■チャンネル
・NHK Eテレ
■放送日時
・毎週金曜日 午後1:35-1:45
・or 毎週土曜日 午前10:50-11:00(金曜日と同内容)
■時間内でのストーリーの個数
・1つ(1話あたり10分)
■難易度
・今回試したものの中では一番ゆっくり話してくれるので、一番聞き取りやすいのではと思いました。1話1話も短めですし、親御さんにとってもサポートしやすいものだと思います。
・毎回ストーリーが続いていくので、子供からも続けて見たいと言われるのはリトルチャロですね。
おさるのジョージ
■ストーリーの概要
・好奇心旺盛なおさるのジョージと黄色い帽子のおじさんの日常を描いた短編集。
→これはご存知の親御さんも多いのではないかと思います。私が子供のころは「ひとまねこざる」というタイトルで絵本が出版されていたものです。おさるのジョージがいろいろやらかしますが、最後は丸く収まるのでそれをわかっていると親としても安心してみることができます。
■チャンネル
・NHK Eテレ
■放送日時
・毎週土曜日 午前8:35-9:00
■時間内でのストーリーの個数
・2つ(1話あたり12分)
■難易度
・話すスピードとしてはチャロが少しゆっくりで他は、ナレーションの多いトーマスが次にゆっくり目でジョージはそれに次ぐといった感じです。
・もともとジョージはサル語をはなしているだけなので、ストーリーは視覚的に理解できるものになっており、子供にとってはとっつきやすさがあるかと思います。
きかんしゃトーマス
■ストーリーの概要
・ソドー島を舞台に機関車トーマスとその仲間の活躍を描いたものです。
・幼児の男の子には大人気なので、幼児の男にはこの4つの中には一番入りやすい番組ではないかと思います。
■チャンネル
・NHK Eテレ
■放送日時
・毎週日曜日 午後5:30-5:50
■時間内でのストーリーの個数
・2つ(1話あたり10分)
■難易度
・ナレーションが多く入るので、スピードとしてはチャロの次にゆっくり目かなと思います。
スポンジボブ
■ストーリーの概要
・深い海の底にある海底都市ビキニタウンに住む海綿のボブとその仲間たちが繰り広げるハチャメチャな日常を描いたテンション高めのアニメ。
・設定もハチャメチャですが、ストーリーもハチャメチャです。ハチャメチャ加減がわかるお子さんにとっては面白いと感じられる番組かもしれません。
■チャンネル
・NHK Eテレ
■放送日時
・毎週土曜日 午後6:00-6:25
■時間内でのストーリーの個数
・2つ(1話あたり12分)
■難易度
・会話が中心で内容もハチャメチャなので、いきなり見るには少しハードルが高めかなと思います。
・英語もわかって、話もわかるようになる小学生にはウケがいい番組なのかなと思います。
効果を高めるために留意、実施していること
平日週2回、朝15分程度
ここからは、学習の効果を最大化するために我が家で取り組んでいることを紹介していきます。
まずは、週あたりの視聴回数、ボリュームにについてです。
基本的には、全ての学習に置いて、反復が大切だと感じていますので、一回あたりの時間は短くても毎日学習することができれば、それがベストだと感じています。
しかしながら、お子さんがある一定のレベルに達するまでは、親のサポートがマストだと思っていますので、私が日々対応できそうな時間、回数で対応をしています。
また、毎日はさすがにできそうになかったので、できるだけ等間隔に時間を設けられるように考えています。
一度にみるボリュームとしては、各番組とも2話ずつ入っているのでその1話分(かかっても大体15分くらい)だけにしています。
結果として私が取り組んでいるのは以下のようなスケジュールになっています。1回分の量も多くないので、親も子も無理なく進めることができています。
■学習曜日 : 火曜日、木曜日(土日は英語の本を買って学習しています。)
■学習時間 : 7:00-7:15(15分間)
だらだら見せない。一人で見せない。親が積極的にサポートする。
お子さんの英語のレベルにもよりますが、少なくとも我が子は一人でテレビを英語で見ても絶対に理解できないだろうと思われるレベルだったので、これは強く意識していました。
というのも、そういう状態で見せても決して英語は上達しないと思ったからです。
英語学習に置いて、長時間英語に触れることは、英語習得に向けた一つの近道だとは思いますが、それは言葉を単語の集まりとして認識できるようになってからなのかなと思います。
私が意識的に行っているサポートの内容は以下の通りです。
■私が聞こえた英語をそのまま復唱する(シャドーイング)。
→ 単語だけでもいいですし、文章のまま言える場合は文章のまま復唱します。
→ そのままのスピードで言う場合と、単語がわかるように少しゆっくり言う場合もあります。
→ これは今後、学習方法の一環として息子自身にも同じことをさせたいので、先にそれを見せたいという思いもあります(誰かができることは自分でもできると思わせる。できるところを見せて真似させる)。
■ストーリーを日本語でサポートしてあげる。
→ ナレーションだけで話が進んでしまうとどうしても伝わりにくいところが出てくると思うので、そういう時に日本語で内容を細くするようにしています(「トーマスは○○したかったんじゃない」とか)。
■気になった単語を1つメモしておく。
→ 毎回1つでいいので単語をメモしています。
→ 次の項で書きますが、電子辞書を使って息子自身に調べさせるためです。
それぞれについて、どの英語をと意識しているわけではないですが、全文はもちろんできないので、ところどころ対応するという感じにしています。
全ての英文をサポートしていては到底15分では終わらないですし、息子自身の英語能力も上達していかないと思います。
ところどころでも上のようなサポートをしてあげるだけでも話としては十分理解できているようです。
継続するためには、しっかり話を楽しむことができるということ、それを親が作り出してあげることが重要かと思います。
電子辞書で単語を調べさせる。
上に書いた通り、話の中で一つメモしておいた単語を電子辞書を使って調べさせます。
英語の初期学習において辞書の重要性は昔から変わらないと思いますが、電子化されて以降その重要性はかなり高まっているのではないでしょうか。
持ち運びが容易というだけでなく、発音もしてくれたり、最近の子供向けの電子辞書だと、英語以外の教科の学習コンテンツも含まれており、英語に関しては簡単なクイズなども含まれているものがあります。
電子辞書にもいくつかの種類が出ておりますが、私の場合は、PCのキーボードに慣れさせたいという思いがありましたので、PCと同じキーボードを持っているもの(ページ最後に商品のリンクを貼っておきます。)を選んで使わせています(カシオ製の電子辞書は私も大学の頃から使っていますが、今でも使えるほど頑丈で安定性が高いものだと認識していますので、幼児ように今から買っておいても小学校卒業までは余裕で使うことができると思っています)。
スマホの操作を子供が大好きなように電子辞書もそれと同じくとても喜んで使ってくれます(自分が入力できること自分が入力したことに対する返事があることが子供にとってはとても面白いのだと思います)。
自分で調べて一つずつ単語を認識し、覚えることに繋がっていけばと考えています。
まとめ
今回はできるだけお金をかけず名前の英に触れさせる方法として、地上波で放送されている二ヶ国語対応の無料テレビ番組を紹介させていただきました。
実際にやってみて思うのは、しっかり親がサポートしてあげることで、確実に英語力の工場に繋がっていきそうだなと言うことです。
英語のアニメというとヒアリングに特化して伸びそうな感覚でしたが、実際には一語一語単語力が増えて、それが最終的な聴力に繋がっていくのかなと感じました。
個人的には、引き続きこのやり方で英語の単語力、ヒアリング能力を向上させることができればと考えています。
本記事が、お子さんの英語教育検討の一助となれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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幼児向けは現状存在しない認識ですし、小学校低学年向けだとキーボードが通常のPCと異なるものしかありませんので(PCのキーボードについても早くから慣れさせたいという思いがあります。)、こちらのモデルを紹介させていただきます。
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