【本から学ぶ子育てのコツ】ポプラ社「世界基準の子どもの教養」

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こんにちは、StuTです。

今回から【本から学ぶ子育てコツ】と題して、子育てのために私が読んだ本と、そこから得た学びについてまとめていければと思っています。

すべての本に言えることですが、せっかく読んでも実際の行動に移せなければ何も学んだことにはなら無いと思うので、学んだことを実生活にどう取り込んでいくかという点についても、自分の意見を書きたいと思っています。

今回はボーク重子さんの「世界基準の子どもの教養」についてです。

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購入経緯

まずは購入の経緯ですが、本のタイトルと、著者の娘さんが「全米最優秀女子高校生」(※)であることに惹かれ購入しました。
※ 正直これがなんなのかあまりよくわからずに、文句だけに流された感じですね。

自分自身がずっと海外での生活に興味があったのですが、私が学生のときは、2週間の短期留学とか、海外の学会発表とかくらいしかできなかったので、単純に海外の学校でどんなことをどのように学べるのかということに興味がありました。

子育てについても、日本の教育システムの中で育った筆者が、娘さんのアメリカでの保育園入園から大学卒業までを見てきた中で、何を伝えようとしてくれるのかに興味が沸きました。

また、私の息子に発達障害がある中で、発達障害児の教育については、海外の方が進んでいると聞いたことがあったので、そのあたりも何かヒントになることを得られればとも思っていました(※)。
※ 先に言っておくと、当然ですが発達障害児に関する本ではないので、それに関することは書かれていませんでしたが、うちでも取り入れてみたいなと思うことはありました。

本の概要

目次は以下のような感じです。

  1. グローバル社会で必須の6つの資質
  2. リベラルアーツを学ぶ自分の意見を持つ
  3. Causeという自分らしい社会との関わり方を持つ
  4. 教養あふれる会話と会話術を身につける
  5. グローバル教養に欠かせない「外から見た印象」
  6. グローバル教養あふれる食事の仕方
  7. グローバル社会でネットワークを築くための社会のルール

グローバルという言葉が多すぎですよね。

筆者の意向なのか、編集者の意向なのか、そこまで言わなくてもと思いました。

1は序章ですが、ここでもグローバル、グローバル、グローバル…とグローバルのオンパレードで少しイライラするレベルでしたね。これだけ言われると、アメリカの一流はグローバルなんですかと質問したくなりますね(そんなものただの思想でしかないのに、そんな疑問を持たせる書き方ってどうなのって思ってしまいました。)。

私としては、2と3の内容が印象に残っていますが、これから読んでみようかと思われている方には、2と3には良いことが書いてあると思うので、1は程々に、嫌になる前にスルーしてくださいと伝えておきたいですね。

4から7については、形式的なことが多すぎて、私にはほぼ頭に入ってきませんでした(私は日本の文化だろうと、海外の文化だろうと、理にかなっていない、また自由がない過度なルールやしきたりが大嫌いなので。生きる為のルールなんて、「人に迷惑をかけない。」、「死なない」だけでいいと思っているくらいです。)。

私の国際経験の程度は、筆者に比べると足元にも及ばないですが、大学院時代に所属していた国際寮では、日本の大学院に学びにきていたアジア諸国の官僚がわんさかいましたが、みな気さくで、筆者が書いているようなマナーを全く認識していない無知な私でも親友と呼べる友達をつくることができたくらいです。

もちろん、官僚とはいえ、日本ではほぼ年の変わらない学生同士だったということもあるかもしれませんが、一流な人がみな堅苦しいマナーを気にしているかというとそんなことはないのではないかと小さく反論しておきます。

多分、この本で筆者が取り上げている「一流」という言葉が、アメリカのごく限られた超一流の世界のことをさしているのかなとも思いました。

以下では特に印象深かった2と3の部分について所感を述べたいと思います。

特に印象深かったこと(学びや実生活への取り込みについて考えたこと)

■リベラルアーツから学ぶこと

リベラルアーツって日本語でいったら「文系(科目)」ってことですね。

私は高校からずっと理系クラスだったので(自分にどれだけ理系の特性があったのかは甚だ疑問ですが)、正直文系って何をするのかわかっていませんでした(すごい幼稚な表現になりますが、好きな本を読んで読書感想文を書いているくらいに思っていました。)。

私の疑問には、筆者が明快に答えてくれました。「リベラルアーツとは知識の集積ではなく、意見の構築を助ける学問」とのことです。

なぜリベラルアーツが出てくるかというと、筆者がアメリカで感じた大切なことの一つが、自分の意見をもち、それを伝えることだったからに他なりません。

そのことに気づいた筆者は、娘さんが幼児期から如何に自分の意見をもち、如何にそれを他人に伝えるのかというトレーニングをしてきたということです。

これには私もかなり共感できました。

私はこんな日本語能力ですが、なんとか東大の大学院を卒業できました。

そんな私が東大で学んだことは結局なんだったのかと言えば、「論理的に考えること」だったのだと思っています。

それがあるから、大学卒業後、それまでの専門と全く関係のない職業についても、なんとかやっていられるのだと思っています。

上の人が言っているからとか、これまでのやり方がそうだったからなどという考え方(というか考えてい無いのと同じこと)では決して仕事はうまくいかないし、それは仕事に限らずだと思っています。

筆者とは感じていたことのレベルが違うかもしれませんが、私も子供には事実に基づいてどう考えるかということ考えさせる訓練をしたいと思っていたので、筆者の実践したことはぜひ参考にしたいと思いました。

具体的には、以下のことは少しずつでも実践していきたいなと思いました。

  1. 気になるニュース(社会問題)を食卓で話す。
  2. ネットを使って気になるニュース(社会問題)の問題点を調べる。
  3. どうすれば問題を解決できるかを話す。

堅苦しくなりすぎ無いように、ご飯を食べながらがいいのかなと思っています。

■Causeを持つこと

二つ目は、Causeを持つことです。

正直これが、この本から私が得た最大の学びです。

Causeには、原因や主張、主義などの意味がありますが、筆者は「人を動かす理念や大義」という言葉で表現しています。またその範囲も自分のことではなく、自分が属する社会に対してであることとしています。

筆者の言うグローバル社会では、自分の属する社会に対する無知や無関心は論外だと言っています。

グローバルかどうかはともかく、これは、私にとって非常に耳の痛い言葉でした。

なぜなら、私は自分と自分の家族のことしか考えていないからです。

どうしたら自分がお金持ちになれるか、どうしたら家族に不安のない、楽しい生活をさせてあげられるか、どうしたら子供が好きなことをしてご飯を食べていけるか。。。

私はブログのタイトルの通り、自分の家族の中だけに閉じた煩悩のカタマリです。

自分でも、自分は周りのことを考えて行動できるリーダー向きの人間ではないと感じていましたし、無理にそうなることの必要性も感じてはいませんでした。

とはいえ、アメリカの超一流では、リーダー的なそんな考えを小さい頃から植えつけられているということは知らなかったので、それはそれで新鮮でしたし、またリーダーというか人に慕われるような行動ができる人は、そういうものをもって生まれてきたのだという風にもとらえていたので、それが教育で植えつけていくことができるかもしれないと思えたことには少し驚きもありました。

筆者の娘さんは、小さい頃から、そういう考え方を学びながら、まだ子供なのに街角でレモネードを売ってお金を稼いで、貧しい国へ寄付をしたりということをしていたようです。

感じ、考えるだけでなく、どんなに小さくても実際に行動を起こしているところがとてもいいなと感じました。

漠然としていますが、私の子供にも同じような考えを持ち、実際に行動を起こせる人になってもらいたいなと思いました。

誰かのためになりたい。というのは、誰かの為になることで、誰かから必要とされ、家庭以外の場所で自分の存在意義を見いだすことにつながるのではないかと思いました。結局、回り回って自分を支えるものになるのではないかと(結局私は自分のことにしか帰結できないのかもしれませんね。。。)。

子供が大きくなって、自分の家族が持てれば彼自身の家庭での大きなCauseができますが、私たちも彼が結婚するまで長生きして彼を支えていけるかの確証はない中で、一つ社会の中でのCauseを見つけ、誰かの為に働いて、誰かに必要とされて生きていく、彼自身を支える土台となるのであれば、ぜひそういう考え方を身につけさせたいと思いました。

方法としては、リベラルアーツの項で書いた内容を行いつつ、私自身のCauseを語り、私自身のCauseの活動に、実際に参加させ、実践のなかで身につけていくことがいいとありました。

まずは、私にCauseなんてなかったので、サッカーなのか英語なのかわかりませんが、何か人の為にできること、やりたいと思えることがないか少し考えてみようと思いました。どれだけ小さくてもいいので、継続的に活動できる何かを。

まとめ

今回は【本から学ぶ子育てコツ】と題して、ボーク重子さんの「世界基準の子どもの教養」を紹介させていただきました。

社会の為に、自分で考え、自分で行動できる人になるにはどうすればいいのか、学びの多い本だったと思います。

だいぶ散文的に思ったことをつらつらと書いてしまいましたが、子育てに関するヒントを、紹介した本のよいところを感じ取って頂けましたら幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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