こんにちは、StuTです。
今回は、これからお子さんにサッカーを始めさせたいと考えている親御さん向けに、どこでサッカーを始めたらいいかをご紹介します。
すでに、サッカー経験者の方は特に迷うことも無いかと思いますが、そうでない親御さんにとっては、「果たしてどこで始めたらいいのやら。。。」という方もいらっしゃるかと思いますので、そういった方に参考にしていただけたらと思います。
私は私自身でサッカーをするのが大好きなので、息子(執筆時点で、年長)にも是非サッカーを好きになって欲しいといろいろ考えながらやっているところもあるので、我が家で実際どうしているかも併せてご紹介できればと思います。
サッカーを始める年齢
まずは、どこでサッカーを始めるかということの前に、サッカーを始める年齢について意見を述べさせていただきます。
その前に一個だけ動画を。
▼U-6幼稚園児のサッカー。
この動画見たときは、ちょっと衝撃でしたね。
私も昔からサッカーやってますが、私よりうまいんじゃないかと。タイトルにもあるように幼稚園児の子供達なのに。
6歳児クラスでこれってことは、何歳から始めてたのかなんとなくわかりますよね。
いつからサッカーを始めるべきかは、子供の成長は人によってバラバラなので、一概に何歳からということはできないですが、ボールが蹴れるようになったら、どんどん始めていいのではないかと思っています。
プロサッカー選手のプロフィールを見ても、サッカーのやり始めは早いと3、4歳からと書いてあるものが多いです(何を持って始めたのかとする疑問はありますが)。
動画の子供たちも、きっとそういう年齢から始めているのだと思います。
スポーツをやる以上、いろんな場所での競争はさけられないので、周りのレベルもしっかり認識した上で進めて行く必要がありますよね。
本記事のタイトルを見て、「幼児でサッカーは早い」とは思わずに、本気でサッカーをやらせたいのなら、ボールを蹴れるようになったらどんどん始めていけばいいのかなと思っています。
サッカーを始める三つの方法
始め方は三つです。
それは、地元のサッカーチーム、アカデミー、個人の三つです。
このうち一つに限る必要はありませんが、相手が幼児であることは考えて、何がベストな選択なのかを考えていただくのがよいかと思います。
それぞれに特徴があるので、一つずつ以下で紹介していきます。
地元のチーム
まずは地元のサッカーチームです。
小学生以上になると月2,000円くらいからで費用がかかりますが、幼児クラスであれば基本無料のところが多いです。
大体の場合、地域のボランティアの方が運営していることが多いです(神奈川県では最近は大豆戸FCが非営利団体での専門的な運営を始めたということも記事になっていましたが)。
だから費用が安く済むのですが、指導者の方は、基本的にはサッカー協会のライセンスを持ち、上級生の指導も行っているので、一般的な指導という意味では特に問題ありません。
活動のタイミングは、週末です。
チームとして活動をするため、練習や試合でも、チーム内での動き方を学ぶことができます(個人練習との違い)。
サッカーは敵であれ、味方であれ、相手がいてするスポーツなので、早いうちからそういう環境に慣れていくことが大切かと思います。
下に示すアカデミーとの差は、試合があるかどうかという違いです。
アカデミーは、基本的には対外試合はないので、試合を経験させたい場合は、チームに所属することをお勧めします。
幼児年代であるとはいえ、試合の持つ意味は大きいと考えているので、まずは活動の母体として考えるべきものかと思います。
▼私が住んでいる横浜市のサッカーチームの例。
http://ryotadohi.hateblo.jp/asahiku
アカデミー
続いてアカデミーです。
これは、言ったら、サッカーの塾です。
運営母体は、法人(企業)です(営利であれ、非営利であれ)。
幼児クラスの費用の大体の相場は、週1回の練習で月6,000円くらいからというところかと思います。
活動のタイミングは、平日です。
大体のクラスの流れは、基礎練習 → ミニゲームという流れです。
ここでも複数人でプレーするため、相手がいる中でのプレーを学ぶことができます。
指導内容やレベルも、幼児クラスでは、地元チームでもアカデミーでもほぼ差がないですが、地元チームよりはよりカリキュラム化されているということはできます。
地元チームが、地元小学校のグラウンドでやるのに対し、こちらは整った人工芝の環境でできるという特徴はあります(実際の試合はグラウンドでやるので、幼児年代で人工芝の環境でできることのメリットはあまりないかもしれませんが)。
地元チームとの一番の差は、上に述べた通り、対外試合があるかないかです。
アカデミーの中でもゲーム形式での練習はあるので、ゲームの中での動きは学ぶことができますが、週末にキッズ大会に出て勝った負けたという経験はできません。
基本的にはサッカー活動の母体は、地元チームとし、平日の練習環境としてアカデミーを考えるのが良いかと思います。
▼私が住んでいる横浜市のサッカーアカデミーの例。
https://p-ground.com/search_s2/?area11=%BF%C0%C6%E0%C0%EE%B8%A9&area12=%B2%A3%C9%CD%BB%D4&mode2=address
個人
最後に個人です。
親が指導者となって練習をします。
自身がサッカー経験者の方であれば、なんの問題もないですが、未経験者の方だと少しハードルが高いかなと思います。
子供がボールを蹴り初めの体力作り程度であれば、未経験の方でも、子供を楽しませながら教えていくことができると思いますが、少し困難にぶつかると、コツを伝えられないので、なかなか技術力が向上しないということがありえます。
ただし、最近はYoutubeで、練習方法や練習のコツなどもたくさん取り上げられているので、そういうものを取り入れて進めていけば、基本的な指導は行っていくことができるのかなとも思っています(未経験者の親御さんでも)。
▼Youtubeでのサッカー講座の例。
チームやアカデミーは基本は多人数への指導になるため、個人個人の課題に合わせた指導の形にはなっていません。
しかしながら個人練習では、個々の弱いところや伸ばしたいところを重点的に鍛えていくことができるというところが、上二つとの違いであり、最大の利点だと思います。
幼児なので、全体に対して言葉で説明されても、動きのコツが伝わらないということは多々あります。
そこを1対1で実際の動きを交えて、いい動き、悪い動きを教えてあげることで、子供は初めて理解できることがあります。
できないことをできるようになる場、得意なところを自分の武器にしていく場として、チームやアカデミーにはない役割をもった、幼児年代においては特に重要な場だと考えています。
もちろん、親子の絆を深める場になることも、子供の人生を考える上では非常に大きな利点だと考えています。
我が家の選択
最後に我が家で実際にどうしているかを書いていきます(執筆時点で息子は6歳なので、そこまでの過程を書いていきます)。
まずサッカーの始めは私が個人で教えていきました。
3歳ころからボールに触れさせようと始めましたが、最初はボールを手で触る方が好きで、サッカーの形で練習できたのは4歳半くらいだったと思います。
基本的には週末のどちらか、または両日を使って、止める蹴るの練習をしたり、自由にドリブルさせたりしていました。
家の中でも、布のボールがあったので、それで練習できたのが、そこまで到達する上では大きかったかなとは思います。
そろそろ動けるようになってきたかなと思った5歳10ヶ月頃からチームに行かせて、来月からは平日のアカデミーにも行かせようと無料体験に参加させているところです。
それまでアカデミーに入れなかったのは、体も頭も追いついていないのに、代金に見合う収穫が得られないからと考えていたからです(なんでもかんでもお金を費やせるほど、お金ないので)。
アカデミーの体験でも、チームの練習でも、一人でのボールの扱いは、群を抜くレベルではないですが、チームの誰よりもうまいのではないかと思いますが、サッカーの動き自体があまり理解できていないので、そういったところを、チームでの活動と並行して、個人練習の場で改善を試みている最中です。
チームだと、土日を両日とも練習にあてるところがあるようですが、幼児の場合、二日間ともチームで練習するよりも、1日は個人で弱点を補強していった方が、成長は早くなるのではないかと感じています。
今後は、平日1回アカデミー、土曜日チーム、日曜日個人練習という感じで進めていくつもりです。
息子には発達障害があるので、どこまでいけるか不安もありますが、限界が見えるまで、できることをやってあげたいと考えています。
最近は自分から1対1を挑んでくるようになったので、そういう前向きな取り組みをしてくれていることが、今は何よりも嬉しいです。
まとめ
今回は、サッカーは何歳からどう始めればよいかを紹介させていただきました。
サッカー未経験の方だと、わからないところがあるかと思いますし、またサッカー経験者の方でも、自分がやっていた頃とは、アカデミーの本格参入など大きく形が変わってきているところがあるので、本記事を参考にしていただけたらと思います。
実際にやってみて、どの年代でも必要だとは思いますが、幼児年代では特に個人練習が重要であるとも思いますので、その辺りも意識して、お子様の夢を実現するサポートをしていただくのが良いのかなと思っています。
今後も息子の成長記録もかねて、ジュニア年代でのサッカーについて体験談等をまとめていければと思っています。
最後までお読みいただきありがとうございました。