【サッカー】一人っ子は、長男はサッカー選手になりにくい?実データに基づく考察。

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こんにちは、StuTです。

今回は以前記事にした何歳からサッカーを始めるべきかということの続編として、子供のサッカーに関して実データに基づく分析を行ってみました。

▼過去の記事
【データで見る】サッカーは何歳から始めるべきか。〜現役Jリーガーのデータに基づく考察〜

今回は、Jリーガーに一人っ子が少ないのではと思ったので、一人っ子はサッカー選手になりにくいのかということをテーマに進めていきます。

また、兄弟がいる場合には、弟の割合が多いような気がしたので、そこも合わせて分析してみました。

我が家も一人っ子なので、もし上のことが事実だとしたら、その理由は何で、どう対処していけばいいのかを考えたいと思っていました。

同じような境遇の方が、いらっしゃいましたら、是非参考にしていただけたらと思います。

前提

Jリーガーのデータは上のサッカーダイジェストのデータを元にしています。2019年のデータになりますが、傾向は大きく変わらないと思っています。

もう一つ前提として確認したのが、全国の一人っ子世帯の数と兄弟あり世帯の数の比率です。

今回の分析では、サッカー選手の一人っ子と兄弟ありの数の比率を出して、それを全国の数字と比較して一人っ子が多いのか少ないのかを判断したいと思っています。

厚労省HPで確認した結果は以下の通りです。

最新のデータは2016のとなっていますが、比較すべきデータは現役Jリーガーが子供だった時代のデータなので、今回の分析では1995年のデータを比較用のデータとして用いることにします。

上のデータから、一人っ子児童と兄弟あり児童の児童数に変換して(※)、比率に換算すると、以下のような結果になりました。
※ここでは、2人世帯を2児童、3人以上世帯を仮に3児童として計算。

全国のデータでは、全児童のうち、一人っ子児童が23.0%でした。サッカー選手に絞って見ると、これがどう変わるのかを見ていきます。

結果①:一人っ子児童の選手は、3.2%で、全国の比率に比べて著しく低い。

J1リーガーのうち、選手名鑑で兄弟構成がはっきりしていた559人のデータを集計したデータが以下になります。

Jリーガーに絞ってみると、一人っ子世帯で育った選手の割合は3.2%と、全国の23.0%に比較して著しく低い数字であることがわかりました。

この結果は、一人っ子児童はサッカー選手になりにくいという傾向を示していると思います。

一人っ子児童がサッカー選手になりにくい要因の一つは、兄弟がいないことで、サッカーを始める年齢が遅くなる(特に弟に関して兄がいることでサッカーを始める年齢が早くなる?)ことが考えられるのでそれを次に確認してみることにしました(結果②)。

その意味では、兄弟ありの世帯の中でも、長男と弟でサッカー選手になりやすいのか、そこに年齢が関係しているのかが気になるところなので、結果③④で分析してみることにしました。

結果②:一人っ子と兄弟ありでサッカーを始めた年齢にあまり変わりはない。

一人っ子児童と兄弟あり児童でサッカーを始めた年齢を調べた結果は以下になります。

これでみると、一人っ子か兄弟ありかでサッカーを始めた年齢に差がないことがわかります。

一人っ子選手が全体の3.2%(18人)しかいないので、データとしての信憑性はやや落ちるかと思いますが、今回の結果からは、一人っ子がサッカーになりにくい理由は、サッカーを始める年齢ではないと考えることができます(遅く始めても大丈夫という意味ではなく、一人っ子かどうかで差がないということ)。

結果③:兄弟ありサッカー選手のうち、長男の比率は17.9%で、母数となる全国データより半分以下である。

結果①から、兄弟ありの場合に長男かどうかで、サッカー選手になりやすいかどうか、始める年齢に差があるのかどうかを調べてみました。

ここでは、長男かどうかでサッカー選手の比率がどうなるかをみてみました。

まずは、前提に書いたデータをもとに、全国での兄弟あり児童のうち、長男と弟の比率を集計したものが以下になります。

これでみると、兄弟あり児童のうち、長男の比率は43.9%でした。

J1リーガーに絞ったデータは以下になります。ここでは、兄弟あり選手のうち、長男かどうかが判別できた480人のデータを基にしています。

Jリーガーに絞ると、兄弟あり選手のうち、長男の割合は17.9%になりました。これも母数となる全国データの43.9%に比べて、半分以下という低い数字が出ました。

この結果は、長男はサッカー選手になりにくいという傾向を示していると思います。

結果④:兄弟あり選手のうち、長男か弟かでサッカーを始めた年齢に大きな差はない。

続いて、弟が多い要因の一つとして考えられる、弟の方がサッカーを始める年齢が早まる可能性について調べてみました。

結果から、一人っ子か兄弟ありかの結果と同じように、兄弟あり選手においても、長男か弟かでサッカーを始めた年齢にはほぼ差がないことがわかりました。

参考データ:兄弟構成別長男区分別選手一覧

最後に、上で分析した兄弟構成別および長男区分別の選手一覧を以下に示します。

自由にフィルタやソートを変えて、自分の気になる選手がどの区分に当たる選手なのか確認してみてください。

ちなみに、2019年度では、一人っ子で最高額年俸の選手は、コンサドーレ札幌のク・ソンユン選手でした。

考察

今回の分析では、一人っ子はサッカー選手になりにくいかをテーマに分析をしてみました。

分析の結果、一人っ子はサッカー選手になりにくい傾向があるという結果をえることができました。

その理由として、サッカーを始める年齢に差があるのではと思いましたが、そこには明確な違いがないということがわかりました。

このことは、サッカーを始めた後に、何らかの理由があることを示唆しています。

例としてあげるのであれば、一人っ子であるがゆえに親がサッカー選手ではなく、安定的な進路を選ばせたというようなこともあると思いますし、サッカーをするにあたっても兄弟という一番身近な競争相手がいなかったということも、その要因になりうるのかなと思います。

また、今回は上から派生して、兄弟あり選手の中で、長男かどうかでサッカー選手になりやすいかどうかを分析していきました。

結果としては、長男はサッカー選手になりにくいという傾向があるものの、その要因として弟がサッカーを始めるからという可能性を立証することはできませんでした。

これについても、一人っ子の場合と同じように、サッカーを始めた後に、その理由があることを示唆しています。

要因についても、上の議論と同様で、親の関与や、弟にとっては兄という超えるべき競争相手が間近にいたことなどが考えられます。

これらのことから、一人息子の親として、今後子供のサッカーに関わっていくうえで以下の点を意識していきたいと考えています。

  1. こどもにサッカー選手になりたいという強い思いがあるのであれば、その進路を応援してあげる。
  2. 上の進路選択でも、経済的な不安が残らないようその他の準備を進めておく。
  3. サッカーについては、親が兄がわりになって一緒にサッカーをする。
  4. 兄に当たるレベル(学年をあげるとか、強豪チームにいれるとか)のチームに息子を入れる。

一つ目は、その通りなのですが、それに合わせて大事なのは二つ目かなと思っています。

サッカー選手になるにせよ、宇宙の研究者になるにせよ(どちらも息子がなりたいと言っている職業です)、安定的な副収入があれば何になっても問題ないと思っています。

そういう副収入を生み出す仕組みをどのように作っていくか、どのように学ばせていくかということを考えていく必要があると思っています。

これについては、最低限株を身につけさせたいと思っています。私自身も自分で運用できているので、小学生になったらどんどん株のトレーニングを始めていくつもりです。

三つ目は、親と子という関係性のなかで、どこまで兄という存在になり切れるかは不明ですが、普段親子でやっている朝練の中でも1対1を通して、「こいつに勝ちたい」と思ってくれるようになってくれればいいなと思っています。

四つ目は、兄に当たるレベルの選手がいるチームを見つけ、そこに入れさせることで、あたかも本当の兄がいるような環境をつくってあげることかなと思います。ただし、これには注意が必要で、強すぎても試合に出れなくなり、サッカー自体を嫌いになってしまうこともあるかと思います。

また、そういったチームを見つけたとしても、チーム関係者への交渉等も必要になってくるので、その辺りは親の頑張りどころだと思います。

分析結果とは別にここでは私の考えを述べさせていただきましたが、親がそこまですべきではないという意見も多々あるかと思います。

しかしながら、いくつか有名若手選手への親の関わり方をみてきたものとしては、サッカー選手を目指させるのであれば当然のことだと思っています。

まとめ

今回は、一人っ子は、長男はサッカー選手になりにくいのかということをテーマに分析を行ってきました。

実際にJリーガーのデータからは、そのような傾向がみられるということがわかりました。

考察の中では、考えられる要因と、私なりの対処法をまとめてきました。

一人っ子を持つ親としては、データがそう言っているから諦めるのではなく、そういう傾向があるのであれば、その要因を突き止め、その対応を親子揃って実施していく必要があると考えています。

本記事が、お子さんのサッカー選手になる夢の手助けをしたいと考えておられる親御さんの一助になれば幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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