こんにちは、StuTです。
今回は、小学生向けオンライン英会話サービスを紹介していきます。
私が2016年よりオンライン英会話を継続していたこともあり、現在は小学生になった息子も保育園の時代からオンライン英会話サービスを利用しています。
これまでも、我が家で利用しているサービスについて、いくつか体験記を挙げていますが、今回はその他サービスも含めて、高額すぎない標準的なサービス内容のオンライン英会話サービスを紹介していきます。
最近では、1契約を家族で共有できるサービスも増えているので、お子さんとご兄弟、ご家族を含めたオンライン英会話サービスの検討の参考としていただけましたら幸いです。
Contents
オンライン英会話サービスの前提知識
具体的なサービス紹介の前に、まずは、オンライン英会話サービスのレッスン内容やメリデメなど前提として持っておいていただきたい点を紹介していきます(不要という方は、読み飛ばして次の章に進んでいただければと思います)。
オンライン英会話サービスのレッスン概要(講師、利用方法など)
オンライン英会話では、ブラウザもしくは、Skype等の専用アプリを用いて、外国人講師と英会話を行います。
小学生向けだと、単語や数字など、文章以前のものから、テーマを決めてその伝え方を学ぶ文章を学ぶものまで、大量のレッスンが用意されています。
もちろん、レベルが上がってくれば、話すトピックを決めて、フリートークをすることもできます。
外国人講師の質については、どの会社でも全く心配要らないと思います。
原則的には、フィリピン人講師になりますが、どの会社も現地で採用試験を設けて一定の基準の中で講師を採用していますし、採用後の事前教育が徹底されているというのが実際です。
私も個人的に2社のサービス利用経験がありますが、講師の英語レベルについてはどちらも全く問題ありませんでした。
講師によっては、片言で簡単な日本語(「クリカエシテクダサイ。」など)で指示を出してくれる方もいます。
利用にあたっては、Webサイトでの予約を行い、前述の通りブラウザか、Skypeなどを使ってレッスンを受講します。
ヘッドセットは特になくても大丈夫です。
※ 社会人の方で、深夜にしかできない方には家族や隣家への迷惑を考えてヘッドセットがあってもいいかなと思います(小学生など日中時間帯での利用に関しては、基本的には、パソコンのマイクとスピーカーで全然問題ないです)。
1レッスンあたりの時間は、25分が標準です。
(そもそも)英会話サービスで得られるもの
いくらか自明なところはあるかと思いますが、ここがズレていると、そもそもやりたいことではなかったということがあるので、まずは、今回紹介するサービスが何であるかを改めてご認識いただくために、利用によって何が得られるのかについて簡単に述べておきます。
まず、英会話サービスは、英語教室あるいは英語塾ではないので、学校のテストで点をとるための細かい文法などを体系的に細かく教えてくれるサービスではありません。
その意味では、英会話サービスとは、文法等は最低限でも、それまでに勉強した英語を実戦で使う場、実際に使うことによって、覚えた英語を使える英語にして行く場だといえます。
そんな英会話サービスを通して得られるものは、前述の通り、使える英語であり、私は使うための土壌とも考えている、外国人とのコミュニケーションにおける恐怖心の払拭(外国人への慣れ:経験)だと考えています。
英語を話すことを難しくすることとして、留学や国際寮での生活、海外出張等様々な経験を通して、私が感じていることは、色んな意味での恐怖心によるところが大きいと思っています(外国人への恐怖心だけではない、失敗への恐怖心などもあります)。
その意味では、後者の部分は、得られることとして非常に大きいと思っています。
オンライン英会話サービスを始める際の事前英語力
オンライン英会話を始めるにあたっての英語力について、実際息子のレッスンをみていて感じることを記載しておきます。
上の節で、「それまでに勉強した英語を」と書きましたが、小学生の場合、まだ英語を学んだことがないケースも多いかと思います。
実際のレッスンでは、レッスンテーマとして、アルファベットレベル、単語レベル、文章レベル、フリートークなど様々なものが用意されているので、未学習のお子さんでも十分に進めていくことができると思います。
息子の場合は、事前にアルファベットや単語などを、私が適当な絵本をかって教えていましたが、まずはやはり恐怖感を払拭して欲しいという思いから、単語レベルで慣らしながら始めていきました。
単語レベルだと、実際にブラウザ上で、絵や綴りをみながら、発音を繰り返す程度なので、未学習でも難しくないところから英語やサービスに慣らしていくことができると思います。
ただ話すだけではなく、ブラウザ上に丸を書いたり、線を引いたりのアクティビティもあるので、息子はその辺(パソコン操作)の楽しさもあって、最初は緊張もありましたが、今も1年程度続けています。
いずれにしても始めるにあたっては、また、学習効果を高めるためには、親のサポートは必須だと思うので、そこさえ担保していただければ未学習のお子さんでも始められると思います。
リアルの英会話教室と比べたオンライン英会話のメリデメ
リアル英会話教室との比較(メリデメ)については、以下の記事にまとめているので、詳細については以下をご覧いただければと思います。
▼オンライン英会話のメリデメに関する記事
オンライン英会話とリアル英語スクールの比較観点(どちらにすべきかの判断ポイント)
ここでは概要だけざっと以下に記載しておきます。
■メリット
- 価格が安い。
- 時間と場所にとらわれずにできる。
■デメリット
- 自分で予約をとるので、怠けることができてしまう。
- レッスンは自分で選択するので、選択次第ではレッスンに偏りが出ることも。
オンラン英会話サービス4選
今回は小学生向けのオンライン英会話サービスとして以下の4サービスを紹介させていただきます。
- クラウティ
- リップルキッズパーク
- hanaso kids
- ハッチリンク
これ以外のサービスだとDMM英会話が有名ですが、子供向けの専用サービスではないので、今回は外しています。
DMM英会話は、過去に私も利用していましたが、価格帯がやや高くなったということもあり、以下でも紹介しているクラウティに乗り換えました。
DMM英会話の講師の質も基本的には問題ないのですが、他の子供向けのサービスとは違い、講師の自宅と通信して行うので、通信や講師の態度面でやや気になるところがあったというのも事実です。
その分、今回紹介するサービスは、各社で用意したビル内で行われているサービスなので、その辺りの心配はないと思っています。
この中のものであれば、差異があるところは小さいので、どれを選んでいただいても外れなく英会話を学んでいくことができると思います。
以下では、各社で差がある項目について紹介していきます。
料金プランについてはいくつかあるので、各社とも週2回プラン相当のもので統一して紹介しています(その他の料金プランについては、各社HPのリンクよりご確認ください)。
クラウティ
項目 | 内容 |
---|---|
レッスン回数上限 | 毎日1回(月30回) |
月額料金(税抜) | 4,500円 |
受講方法 | ブラウザ または、専用アプリ |
予約可能期間 | 翌日まで |
家族共有 | あり |
▼公式HP
クラウティ
1社目は、我が家でも利用中のクラウティです。
クラウティで良い点は、1ヶ月毎日プランがあるということです(上で週2プランで統一すると書きましたが、クラウティはレッスン数最少プランが毎日プランです。)。
それでいて料金が他社の週2回プランと変わらないので、実質的なレッスン1回あたりの料金がこの中では一番やすくなります。
今では、一つの契約で複数人で使いまわせる(家族共有)のサービスが一般的になって来ていますが、私がクラウティに切り替えた当時は、クラウティだけの特殊な精度でした。
当時は(今もですが)、私と息子で使いたいと考えていたので、それを考えると、平日夜(勤務後)は私で、週末昼は息子で使いたいものということで、毎日かつ家族共有できるものということで、クラウティ即決でした。
上述の通り、どのサービスでも講師のレベルは変わらないと思っているので、我が家では家族で毎日安く使えるクラウティを今後も使っていこうと思っています。
オンライン英会話だとSkypeを使うのが一般的ですが、クラウティはブラウザ一つで利用可能なので、Skypeのような別のツールをダウンロードしたり、ツールのアカウントを作ったりといった面倒なことをしなくていいので、始めるのも簡単です。
ツールはブラウザですが、専用のサイトで、教材を見ながら、その中にマウスで文字を書いたり、丸をつけたりと色んなことができるので、その辺の操作感も子供が楽しみながら英語を学べる強力なツールになっていると思います。
運営母体が学研ということも一つ安心感を与えてくれる要素ではあります。
一点ネックをあげるとすると、予約が当日と翌日の二日分しかできないことでしょうか。推察するに、先の予約で後から講師都合で予約がキャンセルされることがないようにという運営側の配慮の結果だとは思っていますが、当日分も時差の都合上お昼頃から予約枠が出てくるので、当日午後枠での利用を念頭にサービスを利用するのが良いかと思います(※)。
※以下に示す大体のサービスが現地で環境を整えているサービスになるので、時差を考えるとどのサービスでも午後利用が一般的なのかなと思います。午前中でも枠がないことはないですが、非常に少ないのですぐに埋まってしまいます。
リップルキッズパーク
項目 | 内容 |
---|---|
レッスン回数上限 | 毎週2回(月8回) |
月額料金(税抜) | 4,444円 |
受講方法 | Skype, Zoom |
予約可能期間 | 3週間先まで可能。 |
家族共有 | あり |
▼公式HP
リップルキッズパーク
続いてリップルキッズパークです。
こちらは下のhanaso kidsと並んで子供むけのオンライン英会話サービス中では、サービス運営年数の長いサービスだと思います。
月額料金は週2回プランで上のクラウティとほぼ変わらない金額です。
受講方法は、Skype、Zoomを用いることになるので、最初の設定は必要になりますが、オンライン英会話ではそれが一般的です。
日本語のサポートデスクも用意されているので、設定で行き詰まってしまうことはないでしょう。
予約可能な期間はクラウティよりも長いので、先の予定はこちらの方が組みやすいと思います。
一時期はクラウティのみが提供する仕組みだった家族共有も、いつからかリップルでもできるようになっているので、一契約の中で複数人で利用することができます。
複数人で利用する場合は、週2回で足りるのかということは検討しておく必要があるかと思います(週3回以上だとクラウティが最安なので)。
逆に、リップルには、3,000円弱で週1の料金プランなどもあるので、複数人でも利用しないし、とりあえず少しずつでも始めてみたいという場合には、そちらの料金プランを検討していただくのが良いかと思います。
hanaso kids
項目 | 内容 |
---|---|
レッスン回数上限 | 毎週2回(月8回) |
月額料金(税抜) | 4,600円 |
受講方法 | Skype |
予約可能期間 | 1週間先まで可能 |
家族共有 | なし |
▼公式HP
hanaso kids
続いては、hanaso kidsです。
こちらは、リップルキッズパークと比べると、家族共有ができないという点しか差がないのかなと思います。
家族共有ができないので、兄弟もしくは、親御さんも一緒にと考えている場合は、対象外になりますね。やはり、家族共有がないとコスパは悪くなってしまいます。
こちらも3,000円弱で週1プランがあるので、その辺りもリップルキッズパーク同様、まずはお手軽にと考えている場合には、候補になりうると思います。
ハッチリンク
項目 | 内容 |
---|---|
レッスン回数上限 | 毎週2回(月8回) |
月額料金(税抜) | 3,686円 |
受講方法 | Skype |
予約可能期間 | 1ヶ月以上先まで可能 |
家族共有 | あり |
▼公式HP
ハッチリンクジュニア
最後はハッチリンクです。
こちらは、週二回プランの料金が最も安くなっています。
家族共有もあるので、お試しで始めるにはもしかしたら一番良いのかもしれません。
※金額以外の差がないので、内容薄いです。
まとめ(一覧比較)
今回は、小学生向けのオンライン英会話サービスの標準的なものを4つ紹介させていただきました。
内容は以下に一覧でまとめています。
各社ともに十分な講師の研修体制が組まれているので、この中のものであればどれを選んでいただいても、大差なくオンライン英会話を始めていただけるのではないかと思います。
座学だけの学習では、決して使える英語は身につきません。お子さんに英語を学ばせたいとお考えなら、オンライン英会話で英語を使う場を提供してあげるのが良いのではないかと考えています。
本記事が、お子さんのオンライン英会話サービス選びの一助となりましたら幸いです。
項目 | クラウティ | リップル | hanaso | ハッチリンク |
---|---|---|---|---|
レッスン回数上限 | 毎日1回(月30回) | 毎週2回(月8回) | 毎週2回(月8回) | 毎週2回(月8回) |
月額料金 (税抜) |
4,500円 | 4,444円 | 4,600円 | 3,686円 |
受講方法 | ブラウザ または、専用アプリ |
Skype, Zoom | Skype | Skype |
予約可能期間 | 翌日まで | 3週間先まで可能 | 1週間先まで可能 | 1ヶ月以上先まで可能 |
家族共有 | あり | あり | なし | あり |
▼公式HP
クラウティ
リップルキッズパーク
hanaso kids
ハッチリンクジュニア