こんにちは、StuTです。
今回は昨年末に行われたJFA 第44回全日本 U-12 サッカー選手権大会の勝手にベストエイトを選出したいと思います。
昨年から小学生になった息子と一昨年からウォッチしている同大会ですが、小学生年代のナンバーワンを決める大会なので、非常にレベルが高く、正直大人の私より全然上手い子ばかりなので見るたびに私も息子も大変多くの刺激をもらっています。
大会の試合を全部見た訳ではないですし、あくまでも一サッカー好きの単なる私見になりますが、刺激をくれた選手へのお礼もこめてここに意見を述べさせていただければと思います。
Contents
前提:視聴した試合
今回評価に当たって、実際に視聴した試合は以下の4試合です。
このほかにも、居住県神奈川代表の試合ということで、グループリーグでのバディー戦、マリノス戦は視聴しましたが、レベルの差異も考え、それらは評価の対象には含めていません。
No. | カテゴリ | 対戦チーム① | 対戦チーム② |
---|---|---|---|
1 | 決勝 | FCトリアネーロ町田 | ジェフユナイテッド千葉 |
2 | 準決勝 | FCトリアネーロ町田 | ガンバ大阪門真 |
3 | 準決勝 | ジェフユナイテッド千葉 | 横浜F・マリノス |
4 | 準々決勝 | ジェフユナイテッド千葉 | バディーSC |
勝手にベストエイト
さて、ここから勝手にベストエイトを紹介させていただきます。
正直、あそこのピッチに立っている選手全員が私よりも上手いので、こうやって選ばせてもらうのもおこがましい限りですが、私の好みで特に気になった選手ということでピックアップさせていただきました。
フォーメーションは3-1-2-1で、以下の選手を選ばせていただきました。
構成としては、優勝チームから5名と、まあそうなるかなという布陣になりました。
まずは、心躍る楽しくて、将来の日本サッカーが楽しみになるようなサッカーを展開してくれた選手の皆さんに感謝を伝えたいです。
本当にありがとうございました。
特に気になった選手:勝又 悠月選手
ここからは、特に気になった選手と題して、素人ながら、各選手の寸評を書かせてもらうおうと思います。
まずはFWの勝又 悠月選手(バディーSC)です。
私は、学生時代FWをやらせてもらっていましたが(と言っても補欠でしたが。。。)、こんな選手になりたかったなと思わせてくれるほど、FWとして完成度の高い万能な選手だなと思いました。
どこからでもチャンスと見ればシュートを狙う攻撃性とシュートセンス、サイドに流れてもらう動き(流動性)、とそこからのドリブル突破、また仲間が走っている時にはワンタッチでパスを捌ける連動性。
特に、準々決勝でのゴールでも見せてくれたゴールへの気迫、諦めない気持ちの強さのところも、個人的には大好きでした。
正直一つにストロングポイントを持ってる選手は多いと思いますが、小学生で、ここまでいろんな事が高いレベルでできるFWは珍しいのではないかと思います。
現在湘南ベルマーレの強化特待クラスに所属しているとのことなので、そのまま行くとベルマーレのジュニアユースに上がるんでしょうか。
https://www.bellmare.co.jp/tokutai2020
野性味という意味で、一見タイプが違うように見えるかもしれませんが、実は何でもできてしまう、ウルグアイ代表ルイススアレスのようなセンターフォワードになってくれたら、と個人的には期待しています。
特に気になった選手:四日 裕歩選手、工藤 敦士選手
続いては、MFから四日 裕歩選手と工藤 敦士選手(ともにFCトリアネーロ町田)です。
そもそもチームとしてトリアネーロは、衝撃を受けました。
全員ボールを扱うテクニックが非常に高く、かつて、乾貴士擁する野洲高校が見せたセクシーフットボールのような、ドリブルと流れるようなパス交換、機を見たディフェンスの積極的な攻撃参加など攻撃こそ最大の防御とでもいうような、見ていてとても楽しいサッカーでした。
どのチームも特に上手い選手は一人二人はいると思うのですが、トリアネーロは、全員がそのレベル以上にあるような感覚を受けました(実際に一人がそうではなかったとしても、チームとしては確実にそう見えたということ)。
その中でも、まず目に着いたのがこの二人。
どちらもボールを扱うテクニックが非常に高く、ドリブル、パス、シュート、どれをとっても一級品でした。
特に四日選手については、ドリブルデザイナー岡部さんのようなボールの持ち方、間合い、抜き方などが非常にそっくりで(速いけど、とてもしなやか)、岡部さんがやってる1対1ではなく試合の中でその動きがのは、正直すごいなと思いました。
四日選手は、横浜FCのジュニアユース行き、工藤選手はマリノスSPクラス所属とのことなので、マリノスにそのまま上がるのでしょうか。
https://www.yokohamafc.com/academy/u12/
四日選手は、師匠(?)なのかはわからないですが、まずは岡部さんを超えてもらってw、日本代表の左サイドを担う選手になって欲しいです(あれだけ柔くて速いドリブルする選手を知らないので、具体的な選手名あげられないです。)。
工藤選手は、狭いところでも落ち着いてプレーできる感じがしたので、イニエスタを超えるような選手になってくれたら、嬉しいなと思います。
特に気になった選手:田中 翔真選手
最後はDFから、田中 翔真選手です。
多分この選手は、もともと前の選手だったのかなとも思いました。
ドリブルテクニックもさることながら、ゴール前での落ち着き、ヘディングでボールに飛び込む勇気、機を見て放つロングシュートなど、溢れんばかりの攻撃性は、優勝チームのトリアネーロにおいてもチーム一番だったのかなと思います。
最終ラインから一気にドリブルで攻め上がるダイナミズムは、チームにとって大きな推進力となっていたことは言うまでもないです。
あれだけの運動量、そしてそれを下支えする気持ちの強さも見る事ができたのも、私がハマってしまう要素でした。ああいう選手がいるとチーム全体の士気がグッと上がるんですよね。
田中選手は、この後アルディージャのジュニアユースに進むようです。
https://ikatako.sakura.ne.jp/tvlog/2020/12/30/2020-12-29%E7%81%AB-1030%E3%80%9C1125%EF%BD%8A%EF%BD%86%EF%BD%81%E7%AC%AC%EF%BC%94%EF%BC%94%E5%9B%9E%E5%85%A8%E6%97%A5%E6%9C%AC%EF%BD%95%E2%88%92%EF%BC%91%EF%BC%92%E3%82%B5%E3%83%83%E3%82%AB/2/
田中選手には、モウリーニョ時代のインテルDFマイコンと、チリ代表アルトゥーロ・ビダルを混ぜ合わせたようなディフェンスしながらも、超攻撃的なダイナミックな選手になってくれたら嬉しいですね。
公式HP & 試合動画
大会結果と全試合の動画がJFAの公式HP及び公式Youtubeに上がっているので、見逃した方は是非ご覧いただければと思います。
▼公式HP
http://www.jfa.jp/match/japan_u12_football_championship_2020/
▼公式Youtube
https://www.youtube.com/playlist?list=PLddnt05D-xvSXtXXFN-TqGDHz1ST0tP6F
まとめ
今回は、【勝手にベストエイト】と題して、JFA 第44回全日本 U-12 サッカー選手権大会における超私見に基づく、ベストメンバーを発表させていただきました。
息子のサッカーを通じて、少しではありますが、少年サッカーに関わるものとして、本記事が少年サッカーの発展に少しでも寄与できたら幸いです(この記事を見てくれた選手たちがもっと頑張ろうと思えたり、より良い選手の事を知ってもらって目標にする事ができたり)。
息子も私も、今年の冬もどんな戦いが見られるのか、楽しみにしつつ、日々のサッカーを頑張っていきたいなと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。