【英語を話せるようになるには】TOEIC595点だった私がGoogle米国社員とコミュニケーションが取れるようになった勉強法

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こんにちは、StuTです。

今回は、「英語を話せるようになるには」というテーマで、私がこれまで実践してきた「使える英語」を身につける方法を紹介していきます。

私は、学生時代にTOEICを595点から890点まで引き上げることができましたが、瞬発力が求められるリスニングやスピーキング、つまり「使える英語」という領域では、かなり不安がありました(※)。
※TOEICの点が取れることと、実際に英語を使えるかどうかは必ずしも関係があるわけではないことを意味していると思っています。

しかしながら、今回紹介するいくつかの手法を実践する中で状況は変わり、今では、仕事柄Googleの米国社員と打ち合わせをすることもありますが、その場でも自分の考えを発言して対等に?(これは私の感覚ですが)ディスカッションできるようになりました。

英語を話せるようになりたい、あるいは何らかの立場上、英語を話せるようにならなければならない方の参考にしていただけましたら幸いです。

【大前提】英語圏ではその場で意見を言った人が評価される

まず、大前提として、英語が使えることがいかに重要かということに触れておきます。

当然と言えば、当然ですが、英語圏では、ビジネスでも、アカデミックでも、会議や打ち合わせの場で意見を言った人が評価されます。

また、どんなにすごいことを考えていても、その場で発言できなければ、なんの評価もされません。

日本でも、それはその通りかもしれませんが、英語圏では、その傾向が特に強いように感じています。

英語圏で評価、信頼をえるには、時間をかけて文章を読んで、時間をかけて英文を書く能力だけでは不十分で、場面場面で瞬時にコミュニケーションを取ることができる英語(使える英語)を身につけていく必要があると感じています。

使える英語の構成要素(必要な能力)

前の章で、「使える英語」を、場面場面で瞬時にコミュニケーションを取ることができる英語と表現しましたが、ここではもう少しブレイクダウンして「使える英語」を構成する要素(=必要な能力)を定義しておきたいと思います。

この後の章では、ここで紹介した必要な能力ごとに、どのような対策を行うべきかを書いていきます。

私は「使える英語」は、少なくとも以下の能力で構成されていると考えています。
※無論、英語の基礎文法はマストで必要なものですが、本記事ではそこはクリアできているという前提で書いています。

  • ネイティブの英語を聞き取りできるリスニング力
  • 自分の身の回りのことは何でも表現できる単語力
  • 英語コミュニケーションへの慣れ

上の二つは、技術的な能力になります。

三つ目は、精神的なものとして書いています。

外国人と英語で会話することは、多くの日本人にとって恐怖であることも多いと感じています。

これについては、東大の同期でも、テストでは流石の点数を取れるが、実際のコミュニケーションとなるとその一歩を踏み出すことできないという友人が一定数いましたので、一般的に見た時にもやはり、恐怖を払拭するために英語コミュニケーションに慣れるということが英語を使うために必要な要素なのだと考えています。

私が実践したこと

ここから上の三つの能力について、私が実践したことを紹介していきます。

ネイティブの英語を聞き取りできるリスニング力を上げるための方法

各種教材についてくる英語CDでのシャドーイング

リスニング力の向上のために実戦したことの一つめは、シャドーイングです。

英語習得に興味をお持ちの方であれば、一度は聞いたことがある言葉かもしれませんが、シャドーイングとは簡単に言ってしまうと、流れてくる英語を聞こえたままに、影のように追いかけながら発音していく英語鍛錬の方法です。

▼シャドーイングの詳細はこちら。
https://www.simulacademy.com/column/tips/shadowing

ネイティブのスピードに遅れなくついていき、ネイティブの発音や、文章のリズムに慣れることができるため、リスニング力だけでなく、スピーキング力の向上にも繋がります。

私の場合は、TOEICやTOEFLの教材についてくるリスニング用のCDを使ってシャドーイングを行っていました。

流す問題は、単文のものではなく、長文問題のものを選んで行うようにしていました。当然ですが、単文では、スピードもリズムもないからです。

シャドーイングを始めた際は、いきなりシャドーイングを開始するのではなく、以下のような手順を踏んで実施していました。

このやり方で進めることで、文意や出現単語を理解した上で、スピードリスニングのトレーニングになるので、聴きながら意味をイメージすることの訓練もできていたかなと思います。

  1. 1回問題のCDを聴く。
  2. 不明単語の意味を調べながら、全体の文意をつかむ。
  3. 問題を通して、複数回シャドーイングを行う。
  4. 最後に、シャドーイングなしで、CDを聴いて全ての言葉を聴き取れるのかを確認する。

また実施してみるとわかるのですが、シャドーイングの時は自分の声で、CDの音声が聴こえなくなってしまうので、イヤホンを使ってCD音声を聴くことをお勧めします。

オンライン英会話

もう一つ実施したのが、オンライン英会話です。

シャドーイングはリスニングのトレーニングにはなりますが、長文ではあるものの、やはり固定文でのトレーニングになります。

実際の会話では、こちらが予期しない質問や話題に話が飛ぶこともあるので、そう言った中でもしっかり話を聴き取れるようになるために、オンライン英会話を実施しました(これは今も利用しています)。

これまで私はオンライン英会話サービスとして、DMM英会話とクラウティを利用してきました(※)。
※もともとDMM英会話を利用していましたが、値上げがあったのと家族での利用も始めるためにクラウティに乗り換えています。クラウティは今も利用中です。

DMM英会話ではセルビアの方が多く、クラウティは基本的にフィリピン人講師になります(講師がフィリピン人になるのは、リーズナブルなオンライン英会話サービスでは一般的です)。

いずれの場合も、講師の英語品質には何の問題もなく、十分なレベルでの英語の会話ができるので、目的のリスニング力だけでなく、顔の表情等を含めた総合的なコミュニケーションのトレーニングになります。

オンライン英会話は、月額3,000円台から何の問題もない品質でレッスンを受けることができるので、興味のある方は、ぜひ取り組んでみてはいかがかと思います。

お勧めのサービスをいくつかページ下部に貼っておきますので、参考にしていただけたら幸いです。

自分の身の回りのことは何でも表現できる単語力を上げるための方法

Googleドキュメントでの英語日記

単語力を磨くために実践したのが、英語日記です。

ツールは何でも使いやすいもので良いとは思いますが、私は、Googleドキュメントを使って日記を書いていました(スマホでもPCでも日記がかけたので)。

単語力と言っても、「必修英単語3000語」(例)のような教材を買って単語を覚えようとは思いませんでした(これは学生時代も全くやる気になれませんでした)。

「これ、いつ使うの?」みたいな単語の学習に、常に疑問があったからです。

私は、話をするときに使う単語は、基本自分の身の回りのことだけじゃないかという結論に至ったので、日々起きたこと、行ったこと、感じたことを英語で日記としてまとめていきました。

ここでは、日本語で表現しようとした言葉を無理矢理知っている言葉で表現する(※)のではなく、しっかりそのままニュアンスの言葉を調べて文章にしていきます。
※これは実際に会話する際には、スムーズに会話を進めるテクニックであるのですが、ここでは単語力強化ということで封印しました。

単語だけでなく、文章の繋がりとしてよく使われるものなのかどうかはGoogleを使って、検索にかかるかどうかで確認していきました。

最初はどうしても調べるのに時間がかかってしまうので、日記に使う時間を30分なら30分と決めて、取り組んでいました。

英語コミュニケーションに慣れるための方法

オンライン英会話

前出のオンライン英会話は、実際の外国人を相手に生の会話をするので、英語コミュニケーションにおける恐怖や不安といった心理的な障壁を取り払うのに非常に有効です。

実際に私も始めた当初は、毎回とても緊張したのを覚えています。

とはいえ、どんなに緊張しても、失敗しても、25分(※)で終わるので、まずはここで一歩を踏み出していただけたらと思います。
※どのサービスでも標準的な1レッスンの時間は25分です。

言葉が出てこなければ、「Just a moment, please.」で逃げていいのです。そのためのレッスンなので。

実戦への積極参加

オンライン英会話でもある程度自信がついたら、あとはビジネスでもアカデミックでも、どんどん実戦のチャンスがあれば積極的に参加していくべきかと思います。

私の場合は、不安の反面、自分がそこまでできないことも認識していたので、失敗も経験(ネタ)と思って、どんどん実戦の場に参加していきました。

具体的には、以下のようなものです。

  • TOEIC595点でもミシガン大学に2週間の短期留学
  • 国際寮に住み込みでの留学生サポート
  • ブラジルでの国際学会参加、発表
  • 海外出張で現地Google社員と意見交換

ここまでくると、これが自信になって、何の問題もなくコミュニケーションが取れるようになっていきます。

まとめ

今回は、「英語を話せるようになるには」というテーマで、私がこれまで実践してきた「使える英語」を身につける方法を紹介してきました。

シャドーイング、オンライン英会話、日記などすぐに実践できるものが多いのかなと思っています。

英語に限らずに言えることだとは思いますが、英語も継続して初めて使えるようになるものだと思いますので、始められるものから始めて継続していってもらえたらと思います。このやり方なら確実に効果は出るのかなと思っています。

最後までお読みいただきありがとうございました。

(参考)オンライン英会話サービス

▼安くても品質十分①レアジョブ英会話


▼安くても品質十分②NativeCamp


▼安くても品質十分③hanaso英会話


▼スタサプやってる方ならセットでお得


▼超短期集中型なら、English Boot Camp


▼留学考えるなら①MeRISE留学


▼留学考えるなら②カナダジャーナル


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