こんにちは、StuTです。
今回はHDDに繋がらない古いiPadのデータをMac経由でHDDに移行するやり方を記載しておきます。
※iPadを例に書きますが、iPhoneでも同じことなので、iPhoneからのデータ移行でも参考にしていただけると思います。
もう10年近く使っているiPadがあるのですが、子供が生まれた時の動画や写真がかなり貯まっていてなんとか移行したいと思っていました。
しかしながら、iPadのOSが古く直接HDDに繋げない状態でしたし、移行のためだけにiCloudを有料プランにあげたり、その他の写真共有サービス(GoogleフォトやAmazonフォト)を使うのもなんか面倒だな〜と思っていました。
ということで少し調べましたが、結局AirDropで直接端末間でやりとりするのが一番楽ではないかということに気付いたので、そのやり方を記載しておきます。
結論:AirDropで簡単共有
上にも書いた通りですが、今回はAirDropで写真や動画を共有することにしました。
AirDropは、iPadにもMacにも(もちろんiPhoneにも)デフォルトで搭載されているアプリ(見え方としては機能のように見える)ですので、お金もかかりませんし、何より安心です(デフォルトなので)。
仕組みとしては、端末間のやりとりになるので、iCloudをはじめとするストレージサービスを使う必要もないです。
手順
概要
手順概要は以下の通りです。
■送る側:iPad(iPhone)
- AirDropの設定
- 「写真」アプリから写真やムービーを選択
- 共有からAirDropで共有
■受け取る側:Mac
- AirDropの設定(送る側の3の前に設定)
- 「ダウンロード」フォルダで受信
- ファイルをHDDに移行
詳細
詳細手順を書いておきます。
①送る側:1.AirDropの設定
まずは、AirDropの設定です。
詳細は以下の公式ページでで確認いただきたいですが、送る側は基本的には「設定」アプリからBluetoothとWiFiをONにするだけで良いです。
▼【Apple公式】iPhone、iPad、iPod touch で AirDrop を使う方法
https://support.apple.com/ja-jp/HT204144
②受け取る側1.AirDropの設定
受け取る側も①と同じように、BluetoothとWiFiをONにしておく必要があります。
さらに、受け取る側はFinderを開いて、AirDropの送信元を「全員」に設定しておく必要があります(※)。
※Macの連絡先に、送信元の情報が登録されていれば良いですが、それも確認するのが面倒であれば「全員」としてしまうのが無難だと思います。
③送る側:2.「写真」アプリから写真やムービーを選択
④送る側:3.共有からAirDropで共有
送る側の操作は2、3まとめて説明します。
まずは「写真」アプリから、移行したい写真を選択します。
数が多い場合は、自然にできているアルバムの方がから選ぶと「全て選択」というものがあったので楽かもしれません。
続いて、共有ボタンからMac側のアカウントを選択して、送る側は操作完了です。
端末間移送になるので、送信完了(※)までMacから離さないようにしておく必要があります。
※今回ためした容量と移送時間は次の節に載せています。
⑤受け取る側:2.「ダウンロード」フォルダで受信
送る側から共有まで行ったら、Mac側に受信許可の通知が来るので、そこから受信を許可してもらうと、「ダウンロード」フォルダに送信側で選択したファイルが移送されていきます。
今回送った容量と所要時間は以下の通りで、やや時間はかかるので、お休みの時など時間があるときにやってもらうのがいいと思います。
- (動画)9.9GB → 約50分
- (写真)1.1GB → 約6分
⑥受け取る側:3.ファイルをHDDに移行
取り込みが終わったら、MacにHDDつけてドラッグ&ドロップでおしまいです(画像割愛)。
まとめ
今回はiPad(iPhone)の写真、動画を、Mac経由で外付けHDDに移行する方法を紹介させていただきました。
iOSデフォルトのAirDropを使うことで、有料ストレージを使うことなく、確実に、面倒なことなく、データを移行することができます。
データ移行方法でお悩みの方の参考にしていただけましたら幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。