こんにちは、StuTです。
今回は、我が家で実践している子供新聞(※)の読み方を紹介して行きます。
※我が家では、小3の息子に読売KODOMO新聞を購読しています。
そのほかに、私が子供新聞は安ければいいと思う理由、新聞読む目的(受験のためなんて安っぽいこという気はないです)、そのための読み方、プラスアルファでやっておくといいなと思ったことなどを含めて、ライトに書いていけたらと思います。
子供新聞の購読を検討中の方の参考にしていただけましたら幸いです。
子供新聞は安ければ良いと思う理由
私が子供新聞は安ければいいと思う理由は、子供新聞もいくつかありますが、正直なところ、大手新聞社が出してるもので内容に大差ないからです。
また、各社、あるいは比較系のブログでは細かい差異をアピールしてくれてますが、結局のところ子供にとっては全てが新しいわけで、どんな情報でも有意義だと思っています。日本語のレベルにしても新聞社であればなんの問題もない日本語のレベルだと思います。
あと気になるのは金額ですが、金額に跳ね返ってくるのは、日刊か週刊かという量の違いです。
子供が新聞を毎日読むかと言ったら毎日なんて絶対読まない。大人が一緒に読んであげるにしても、大人が毎日なんて読んであげられない。
そう考えると結局、日刊なんていらなくて、週刊で十分なんですよね。
うちは週刊(KODOMO新聞)で取ってますが一週間で読めても2-5記事程度なので、全部なんて到底読み切れないし読む気もないですね。
悩まれている方いたら、読売KODOMO新聞で十分です!と声を大にして言いたいです。
心理的にも一番嫌なのが、読んでいない新聞が山のように溜まっていくことですよね。
読売KODOMO新聞の概要
読売KODOMO新聞の概要を以下に貼っておくので、気になる方はリンクから公式ページにアクセスしてみてください。
名前 | 読売KODOMO新聞 |
---|---|
発行企業 | 読売新聞社 |
刊行頻度 | 週刊(毎週木曜日) |
金額(税込) | 550円/月(※) |
支払い方法 | クレカ払い可 |
ページ数 | 20ページ |
カラー | オールカラー |
※2022年5月の金額です。
子供新聞を購読する理由(学ばせたいこと)
そもそもですが、私が子供新聞を購読する理由(子供に学ばせたいこと)も記載しておきます。
各社の謳い文句だと、記事が受験に出るとかよく目にするけど、正直それが刺さる人いるのかなーって思ってます。息子に受験させるかどうかは、考え中ですが、もし受験するとなったら普通の受験勉強させるよなーと思ってます。
私が子供新聞を購読する一番の理由は、子供に考える力をつけさせたいからです。
私が東大で学んだ一番のことは、論理的に考えることであり、それを子供のうちから訓練しておきたいと思いました。
論理的に考える題材はなんでもいいのですが、何もないところから考えることほど難しいことはありません。その点、記事はその思考テーマに事欠きません。
具体的な考える訓練の方法は、後述しますが、何も難しいことはありません。記事のいろんなところで「なぜ」と考えてみることです。
二番目の理由が知識です。
これは日本語表現、時事ネタはもちろんですが、特に意識させているのは、社会の成り立ち、社会が動く原理です。
全ての社会の動きには、理由があり、それに基づいた仕組みがあります。それを知ることは、自分がやりたいことに対しての選択肢とその実現方法を見出すための、必須の道具になってくると思っています。
例えばで、例を挙げると、私の頭の中では、子供が起業することなどを考えています(私の頭の中なので、例が極端かもしれません)。
起業というと一昔前は、何言ってんの?というくらい現実味がなかったことですが、直近では特にIT系で、スタートアップから大成功している企業もたくさん出ているし、小学生でもプログラミングが身近になっていることから、中学生、高校生でも起業を考えるというケースは今後も大いに起こりうるのではないか(そういうチャンスは多くあるのではないか)と思っています。
そうなった時に、今儲かっている企業はどんなターゲットに、何を、どのように売っているのかなどを知っていたら、実現に向けて自分の思考を正しい方向に進めて行けるようになると考えています。
私が就職活動をしていたときに超有名企業の採用選考中に聞いた言葉で、「ビジネスの成功の鍵は、ルールを早く見つけて、そこに手を打つこと」というものがあります。
新聞を読んで社会が成り立つ理由や仕組みを知っておくことは、新たなルールを見つけ出す手がかりになるだろうし、既存のルールの中からも新たな考えを生み出すことに役に立つだろうと思っています。
読み方
さてここからは、我が家で実践している読み方を紹介して行きます。
箇条書きで書くとこんな感じです。
- 子供と一緒に読む。子供は一人で新聞なんて読まない。
- 週に2-3回、記事にして2-5記事くらいを読む。全部なんか到底読めない。
- 最初にざっと見出しに目を通して、読みたい知りたいと思ったものを選ばせる。
- 1つは自分で読ませる。残りは私が読み聞かせる。
- 1記事読んだら、読んだ内容を簡単に質問する。クイズっぽく。
- 記事の出来事の理由を考えてみる。子の後で親が正解を知っていれば言うし、知らなければ親の意見を伝える。
- 新しい新聞がきたら、前週の新聞は捨てる。取っておいても絶対読まない。
まず1、2、7について述べておくと、前述の通りで、結局子供一人では読まないし、全部は読めないし、ある程度読んだら、次の号にいくという考えで意識的に取り組んでいることです。
全部読まなきゃとなるとそれだけで苦痛で絶対に続きません。
5、6のやりとりの中で、考え方の訓練や知識の習得というところをやっていきます。
まずは単純に、話の確認のクイズをしています。「誰が〇〇したのとか?」、「どこで起きたの?」、「どんな記録ができたの?」とか、記事から抜き出せばOKみたいな質問です。
後はこの段階で、知らないであろう言葉の意味や日本語表現も「知ってる?」と確認しながら意味を教えるようにしています。
こう書くと、すごく仰々しく見えますが、普通に内容について子供との会話を楽しむくらいでやってくれればいいです。
その後の質問は自分で考える系の質問をするようにしています。
「なぜ、こうなったと思う?」とか「なぜ、この内容が記事になっていると思う?」とか、基本的には「なぜ」を聞くようにしています。
正直当たることなんてないですが、自分で考えて何か言わせることが大事かなと思っています。
その後は、親が正解を教えてあげればいいですし、正確な答えを知らなければ「こうなんじゃないかな」と親の意見を伝えるだけでも考え方を知ることになると思います。
一つ例を挙げると、どこかの町でイベントが開催されるみたいな記事があった時には、なんでこのイベントが開かれると思うかを聞いてみます。
その後、そのイベントの理由は、町おこしのためとか、商品のPRのためとかそう言うことを伝えていくような感じです。
「背景を考えさせる」という感じですかね。
何か特別な読み方というわけでもないと思いますが、無理なく効果的に読むことができる読み方かなと思っているので、参考にしていただけたら幸いです。
効果を高める?もう一手
最後に、新聞の効果を高めるもう一手を紹介しておきます。
それは朝のニュース番組をみることです。
これも堅苦しいものを、かつ、もれなく見なさいという必要はなく、民放のニュース番組を垂れ流しておくだけで十分効果があると思います。
我が家は日テレのZIP!をつけっぱなしにしていますが、子供は見てるだけで内容を吸収していくんですよね。
直近だと、小室圭さん結婚の話をしたり、前澤さんの宇宙旅行の話をしたり、コロナ情勢や、ロシアとウクライナの戦争のことまでなんとなく頭に入っているようです。
それがあると、読み方の3でも、これを読んでみたいという興味にもつながるし、ベースがあるのでこちらも話をする際に伝えやすいという利点があります。
また記事を読んだ後も、ニュース番組で内容を確認することで知識の定着化につながっていくのかなと思っています。
まとめ
今回は我が家での子供新聞の読み方を紹介させていただきました。
新聞を読ませる理由は親御さんごとに違いがあるかもしれませんが、結局のところ全ては読みきれないですし、継続しないと意味がないです。
無理なく継続できて、目的に合わせた効果的な読み方を見つけていただくのが良いのかなと思っています。
本記事がその参考となりましたら幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。